
いつどうやって知ったのだろう、Mont saint michelのこと。覚えていないが、ずっとずっと行ってみたかった場所の一つ。そのことを知らず両親は滞在中一日、モンサンミッシェルを訪ねる予定を組んでいた。ラッキーなことに、それはイースターウィークエンドの金曜日。多分、今回を逃しても、近いうちに誰かと行く機会はあるだろう。でも、どうせなら両親ともう少し一緒に過ごす時間を作ろうと、休みをとって一緒に行くことにした。ギリギリになってもう一人ツアー参加に追加してもらった。結構パリから遠いので日帰りだとしんどいという話は聞いていたが、やっぱり出発がめちゃくちゃ早い。7時15分集合。朝ご飯が何もうちにはなく、両親に合流する途中でなにか買おうと思ったのに、コンビニすら開いていない。いつも寄るパン屋も(こんな早い時間に出かけたこと無いのでしらなかった。パリのパン屋って開くの遅いのね)。おなかが空いたまま、何時間もバスに乗っていって気持ち悪くなったらやだな。。と思っていたら、両親、遠足に行くかのように、クッキーを持参していた。今日の朝食、クッキー決定・笑。しかもどこで見つけたのか、甘さが適当でめちゃおいしい。空腹も収まって、ガイドさんが道中微妙なトークを展開していたけども、めげずに寝る。外は雨。完全にグレーの空。
一回目のトイレ休憩の前、注意事項を言い渡される。トイレに’必ず’行くこと。その際に、同じバスの人は一列に並んで、隙間を空けないこと。絶対に守ってくださいとのこと。トイレの数の少ないドライブインで、効率よく乗客に用を足してもらって予定に遅れること無くツアーを催行するために、バスごとにまとまってトイレを使うというのは暗黙の了解らしい。以前一度、担当のバスの乗客の列の間に、他のバスの乗客50人が入り込んでしまい、最後の人がトイレを終えてバスに戻ってきたときには20分遅れだったという。その分、現地での観光の時間が減るわけだ。協力せねばなるまい。バスが停まって、ガイドさん、’ではみなさん、本日最初の突撃です!!’って言ったのには笑った。 ノルマンディー地方に入って、この地方の産物についての話を聞く。クリーム、ヨーグルト、乳製品ならなんでもノルマンディー産のものが良いとはフランス人の友達みんな口を揃えて言うので、チーズ(カマンベールなど)などの乳製品のことは知っていた。が、リンゴの産地でもあるという。リンゴ。。。カルバドス!! あ、これだ! テキサスにいるKさんへの贈り物! お餞別を贈ってくれた彼女へのお返しをなにが良いかずっとずっと考えていたのだった。 私は贈り物に関してはperfectionistで、自分自身の中で相手にピッタリ来る物が思いつくまで全然買えない性格。パリに来てから二ヶ月間の課題だったKさんへピッタリの贈り物が見つかって良い気分で、外を眺める。雲が切れて空が青くなってきた。日差しが雨上がりの大地を照らしてとてもきれい。 だんだん近づいてくる。最初に姿を捉えてから、それでも一時間くらい走らなければいけなかったかもしれない。今日の満潮は10時。到着したのは12時。水はまだあまりひいていなくて、ラッキーだった。道路両側の駐車場はまだ水浸し。バスを降りて城壁内に入り、まず昼ご飯。名物オムレツ。最初にオムレツを作ったLA MERE POULARD(プラールおばさん。Mereってママのことだけどね)のお店で。出てきたものは、???なんですか?これ?な食べ物(写真は父のカメラに納まりました。手に入り次第アップします)。でしかも、そのオムレツは前菜。メインはローストポークとマッシュドポテト。久しく食べていない肉。。おそるおそる小さな一切れだけ食べる(帰りのバスで調子が悪くなったら困る・泣)。最後は青リンゴのシャーベットで全部おいしくいただきました。で、次は観光。ムッシュかまやつっぽいガイドさん、尊敬。。の一言。多分、信仰心のある方なんでしょう。知識の深さもさることながら、信者の精神状態をとてもすてきな表現を使って説明していく。何百年もの間命がけで巡礼にここを訪れた人たちが、最後にたどり着くことのできたときの感動を私たちが少しでも多く想像し感じられるように。確かに、建築方式がどうでこうで。。なんてことは本当はつまらないことで、一番興味深いのは人々がその昔なにを心の支えに、どんな想いをもって、こんな大変なこと(岩山の上に教会を建てるだとか何ヶ月も命がけで歩き続けて来るだとか)をしたのか。。かもしれない。ド派手なステンドグラスもない、厳しい大地にたつ落ち着いた装飾の修道院は、まさに心を浄化させ信仰の対象に身を捧げる日々を送るのに適した場所に思えた。 写真は一番気に入ったポスドカードとカルバドスの瓶と名物ガレット。テキサスのKさん待っててね〜。

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