Wednesday, April 7, 2010

Paris day 79 食にナイーブなイタリア人


イースターのお休みも終わって、あちこちへ里帰りをしていたラボの人たちも仕事に戻ってきた。エリサがイタリアでイースターに食べられるパンを持ち帰ってきた。作りはドライフルーツの入ったブリオッシュのようなものだが、形が特別なようだ。それは羽を広げている鳥の形。このパンの名前、コロンバとはイタリア語で鳩らしい。そこにエリサと机を並べて働いているヴァンソン(フランス人)も加わってきて、食べ物の話に花が咲く。

先日ロアール地方へ行った際に寄ったレオナルド・ダ・ビンチが晩年を過ごした家で、ガイドさんが説明してくれたことには、彼の時代、イタリアの食文化はフランスのそれより相当進んでいて、既にナイフやフォークを使っていろいろな凝った料理が食べられていたらしい。そんなイタリア人が野蛮な食文化の国、フランスへ移住するため、料理人をわざわざイタリアから連れてきたというのである。フランスにそんな洗練された食文化が伝わったのは、カトリーヌ・ド・メディチがフランス王家に嫁いでから。彼女も200人ほどの料理人を連れて嫁に来たらしい。ちなみにダ・ビンチはベジタリアンだったそうだ。

そんな進んだ食文化をもったイタリアだけど、私が知ってるイタリア人二人はあまり食べ物に対して冒険心がない。一週間パスタが食べられないと泣けてしまうし、ハーブとか少々エキゾティックな香りがするとたちまち好きじゃないという。exのように何でも食べてみるという姿勢のフランス人とは食事に出かけやすい。彼の好物は納豆とイカの塩からだった。私とヴァンソンが下手物食い合戦を始めたら、ひぇ〜、ぎぇ〜を連発しているエリサ。フランス人は鳩を食べるが、日本人も食べるのかと言うところから始まったこの会話、だんだんエスカレートしてきて、ヴァンソンがrognon blanc(white kidney=羊の睾丸)を食べると言えば、私が、’あぁ、日本人も食べるよ、魚のだけど’。エリサ”ひょぇ〜!”。’海で取れるものは何でも食べるよ、クラゲとか。’と私が言えば、ヴァンソンはおいしいよね。中華料理で食べたことある。といい、またまたエリサは”げ〜!!”。でもイタリア人はうなぎも食べるし、たこも食べるし、ウニだって大好きだ。日本人と共通しているところはたくさんある。それにしても、フランス人、すごすぎ。何でも、牛だか羊だかの頭をスライスにして食べたり、ハリネズミだって食べるらしい。まぁ私はブタ鼻とか豚足とか食べるけどね。。

写真は下手物じゃないけど、前回の写真がイマイチで全くどれくらい大きいのかが伝わらなかったので再度撮影を試みた、巨大ブリオッシュ。普通サイズはこれ。私のげんこつより小さい。

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